先生プロフィール

“思い通りに”演奏できるって楽しい!

photo by takebe hidetoshi
  • ペース・メソッドを基に、クラシック、ジャズ、ポップスなどのピアノを教えている
  • majicaというヴォーカル+パーカッション+ピアノのバンドで演奏活動中
  • ステーキレストランで週1〜2回演奏中
  • 地域のデイサービスなどでボランティア演奏をしている

「音楽って楽しい」を知った幼少期

 通っていた幼稚園にヤマハ音楽教室が入っており、グループレッスンをはじめ、小学6年生まで続ける。この時にアンサンブルとドラムの楽しさを知る。

途中でピアノの個人レッスンを開始、ヤマハピアノグレード6級取得。

ヤマハの発表会にて。右から4番目

「音楽って複雑なんだ」と感じた中高生時代

吹奏楽部に入り、6年間クラリネットを担当。吹奏楽コンクールや、アンサンブルコンテストに出場。大勢で合わせる楽しさと難しさ、少人数でのアンサンブルの面白さと失敗できない緊張感を知る。与えられた楽譜をその通り演奏すると、曲にはなるけれども、それだけでは音楽ができあがらないことがわかってくる。

ピアノは、近所の個人の先生に移り、クラシックを弾いていた。

中学生のとき。E♭管を担当

「医療と音楽、勉強の両立は大変!」と感じた大学生時代

大学は看護学部に進学。その時受けた老年看護学の授業で音楽療法を知り、興味を持つ。教授に音楽療法の先生を紹介していただき、勉強を始める。

1999年、高齢者と一緒に歌える楽譜集「歌の宝石箱」の編集に携わる(裏面に旧姓で掲載)。

また、音楽療法で即興的に弾けるピアノをマスターしようと、やめていたレッスンを再開。この時、ペース・メソッドの先生を紹介していただき、楽曲演奏だけでなく即興で伴奏をつけたり、和音を理解したかった自分にぴったりだった。レベル3から教えていただく。

2000年5月28日に大阪国際会議場で行われたフェスティバルでは、ペース博士に自作曲などを聴いていただき、このまま音楽の勉強を続けるようにとのお言葉をかけていただく。初対面で短い時間のレッスンだったが、みんなに的確な指導をしていく姿に感銘を受ける。看護師・保健師免許を取得。卒業論文は「回想法と音楽療法」。

テキストにいただいたペース博士のサイン

「やっぱり音楽はやめられない」と確信した卒業後 

 病院に就職し、看護師としての仕事を必死に覚え、夜勤もこなす。病院や診療所に8年間勤める。その時の経験が、レッスン中の体調不良や精神状態がいつもと違うことに気づいたり、病後のフォローを踏まえてレッスンしたりと役立っている。

音楽療法の勉強も続け、2002年には、聴いて弾いて癒される楽譜集、CD付「音の宝石箱」の編集に携わる。宮沢賢治作曲のメロディをピアノ譜に編曲し、自作曲も収録。ピアノを弾いている時や聴いている時に脳波を測り、α波が出ているかなどの研究もしていた。

そしてピアノをもっと自由自在に弾きたくなり、25歳でジャズを習い始める。ペースメソッド勉強したからすぐマスターできると思っていたが、今まで習ってきたことはスタートラインに立つための勉強だったんだということを知る。しかしペースメソッドで学んだ理論は、新しく学ぶジャズ理論とすぐ結びついて演奏に活かすことができ、ジャムセッション、パーティ演奏、飲食店での演奏などを経験。

  • 高齢者の音楽療法で使える本を編集

「ペースメソッドを生かしたピアノレッスンをしたい!」ときむら音楽教室をスタート

結婚を機に看護師の仕事を退職。ペースメソッドを基に色々学んできた事などをいかした、楽しいレッスンをしたいと考え、2011年にきむら音楽教室を始める。

新しく習い始めるお子さんは、全員ペースメソッドのテキストを導入。指の動きを繰り返し練習して曲を覚えるのではなく、初めの段階から自分で音符がどう変わっていっているのかを考えて弾けるように指導している。また、グループやペア(2人)でレッスンすることで刺激になったり、社会性が育ったり、音楽を聴いて合わせる力がついたりしている。

何年かレッスンをしていると、生徒さんから次はこんな曲が弾いてみたいと言われたりして、ポップスなどでも今まで勉強してきた事と結びつけて考えることができ、譜読みも一人でできるようになってきている。

ペースメソッドのレッスン

2016年にステーキレストラン三田屋箕面小野原店での演奏を開始。地図アプリでピアノの生演奏をしているという口コミを見て聴きにいき、アンケートに演奏希望と書き、後日オーディションを経て採用される。

各卓に置いているリクエスト曲以外にもリクエストが来ることもあり、様々なジャンルの曲を準備している。メロディだけ知っている曲はその場でアレンジして弾いたり、よく覚えていない曲は休憩中に動画を見て、即興でアレンジし弾く事もある。ここでも、ペースメソッドで身につけたことがいかされている。

2017年にはヴォーカル JUNKO、ドラムス しーたかとのトリオ ”majica” を結成。ポップス、ジャズ、ゴスペル、懐メロ、アフリカンなど、ジャンルを問わず演奏活動中。(ベースレスのトリオで映えるように、アレンジも考えてライブに臨んでいる。練習では即興で移調することもあり。本番のトークによっては即興で曲を弾くこともある)

  • レストランでの演奏

私自身もペースメソッドで学んできて、ペース博士にこのまま音楽を続けるようにと言って頂き続けたところ、現在の演奏活動やレッスンにつながっている。お客様の要望に応えたり、発表会でのアレンジなどを考えるのにも、やはりペースメソッドやジャズを学んだからできる部分が大きい。

“思い通りに”演奏できて自分も楽しいし、聴いてくださる方もそれを楽しんでくださるのが、ペースメソッドではないだろうか。このメソッドで出会って、指導もできてよかったと思っている。

体験レッスン実施中!

まずはお気軽に体験レッスンへお越しください。

あなたやお子様に合ったピアノ教室・音楽教室かどうか確かめてみてください。

きむら音楽教室はペース・メソッドで学べるピアノ教室です。
ポップス・ジャズ・作曲・編曲も学べます。オンラインでも学べます。
大阪府吹田市藤白台
阪急千里線 北千里駅より徒歩10分
阪急千里線 モノレール 山田駅より徒歩15分